就職を機に上京してくる若者たちにとって、新生活の拠点である新居は極めて大切だ。
効率よく居心地のいい新居を手に入れるコツを述べる。
第一に、住むエリアを絞り込む。
まずはネットを活用しよう。
この段階では部屋の広さと家賃と通勤時間のバランスを見る。
そのほかのことは地方に比べ、東京では些末な事項だからだ。
乗り換えの回数はそこまで気にしなくて良い。
東京の乗り換えは思いのほか簡単だ。
降り立った向かいのホームに乗り換える電車が来たりする。
乗り換えについては東京駅と大手町駅の乗り換えは、かなり時間を食う可能性が高いとだけ覚えておこう。
エリアを決めたら不動産サイトを活用し、ここは良さそうだという物件を2~3見繕い、その物件を掲載している不動産屋に電話をかけよう。
飛び込みよりも、事前連絡をしておくほうが良い。
電話応対のいい加減な会社を避けることができるからだ。
ひとつの物件を複数の不動産屋が紹介している場合には、電話応対の感じが最も良い不動産屋に内見したいと伝えよう。
地方組の多くは、物件選びにそれ程日数をかけられないだろうからともかく不動産屋への電話はマストだ。
そしていざ内見だが、声高に主張したいのは、そして多くの人が見落としがちなのは風呂のサイズである。
湯船には実際に体を埋めてみることを勧める。
一人暮らしのアパートやマンションの湯船で足が伸ばせることなどほぼない。
肝心なのは、あぐらがかける程度の幅があるかだ。
かつ、湯が体のどこまで溜まるかを見る。
半身浴は流行りだが、肩までつかれない湯船に毎日つかっていると肩が凝る。
内見時、チェックすべきリストに是非くわえておこう。